予報の通り、雨が降り出した今日のお昼前のこと。
その降り始めた雨を避けるかのように、カーポートの下に置かれた青いやつ。
いつもここに置かれているわけではないこいつ、
何かと申しますと、
発電機です。
しかも、エンジンを回して発電する、結構な容量を持つやつです。
はてさて、なにゆえ今日ここに、このレンタル発電機が置かれているかと申しますと、明日8月27日は、4丁目キャンパス(理工学部全館)が電気工作物点検のために一斉に停電になるからなのです。
なので今日の夕方には、構内のいろんな装置類の電源を落として停電に備えるわけなんですが、中にはそう簡単にいかないものだってあるわけでして。
例えば、自分の家で停電がありますよー、ってなった時に困るものといえば、冷蔵庫ではないでしょうか?
数時間に渡る停電となれば、庫内の温度上昇に伴って、生鮮食品の劣化だったり、氷が溶けだしたり、ということが想定されます。
一般家庭の冷蔵庫でさえこうですから、例えば研究用の、マイナス何十℃で冷やさなきゃいけないもの、なんかの場合だと、庫外温度との温度差も大きい分、停電による温度上昇も大きくなりますし、また「あー、冷蔵庫のお肉だめになっちゃったー。テヘ」みたいなノリで行けるもんでもないので、常時給電が必要になります。
それから生物関係とかもでしょうか。
動植物に「明日停電だからよろしくね~」と言ってみたところで、どうなるものでもないですしね。
ということで、電源を止めることが難しいところでは、こうした発電機を駆使して対応し、電気設備類の安全を保ちながら日々の教育研究が進められております。