試験、無事に終了

今日はついに推薦入試本番でしたね。

受験された皆様、関係者の皆様、大変お疲れさまでした。

そんな今日、盛岡はあいにくの雨。

ちょっと足元は悪いけれど、
雪じゃないし、気温も高めだし、
そう考えれば…まぁ…11月下旬にしては上出来かな?

…なんて、
誰に対しての上から目線な評価だよっ!
とツッコまれそうなことをぼんやり考えながら
学内を行き交う傘たちを眺めておりました。

昨日の午後は下見に訪れる受験生さんとそのご家族の方々が
絶え間なく訪れていました。

中には、ご両親だけでなく、
おじいさま、おばあさまと訪れる方もいたり。

一方、この下見や試験の準備のために
大学じたいは午後休講になっていたので
駐輪場の自転車はまばら、
学生さんは研究のために来ている上級生がちらほら。

昨日は全国的にも盛岡でも11月にしてはとても気温が高い日で、
学内のこの静かな雰囲気とあいまって、
なんだかこの日だけぽっかり異次元に迷い込んだかのような、
翌日入試だということを忘れてしまいそうな、
不思議な雰囲気を感じました。

毎年思う事ではあるのですが…

なによりもまず受験者の皆様が元気にこの日を迎え、
事故やケガなく安全に会場にたどり着き、
無事に試験を完遂していただけたことに、
大学関係者としてとても嬉しく感じているところです。

加えて、今年はこのコロナ禍の中での受験ですので、
受験生ご本人だけでなくご家族、関係者の皆様も
とても張り詰めた気持ちで過ごして来られたことと思います…。

試験の諸業務にあたった方々も、お疲れさまでした。
透明なアクリル板、換気、消毒etc…
いつも以上にたくさんのことに細やかに注意を払ってくださったことと思います。

それらを労うかのように訪れる3連休(2の方もいますが)を、
アクティブにフットワーク軽く過ごすというのも
なかなか難しい局面になってきておりますが…

受験生さんもご家族の皆様も、少しでも心身ともにのびのびと、
リラックスできる3連休を過ごしていただければ、
と願っております。

~今日のおまけ~

先日、講義室の換気のために
窓を開けようと思ったら…

小さくほっそりとしたトンボが静かに休んでいました。

これからさらにどんどん寒くなっていく中で、
きっと決して残り多くはないであろう命を
じたばたするでもなく、力なく横たわるでもなく、
もっと暖かい部屋の中央に来て暖をとるわけでもなく、
窓辺でただひたすら静かにまっとうするその姿をどうしても追い払うことができず、
別の窓を開けることにしたのでした。