花の色は

しまった、、、見逃した。。。。

何を、って、
日本の春の風物詩

ですよ。

いや、勿論学内各所の桜は目にしてましたし、ここエキスでも他のBloggerさんたちからの報告を見てはいたんですが、自分では取り上げる機会がなかったこともあり、
「桜を見たぞー」
という気分に浸れずに現在に至っております。

立夏を過ぎてはや一週間。
暦の上ではすでに夏になってますし、また例年に比べて桜の開花時期が早かったこともあって、構内のソメイヨシノはすでに葉桜。

ではありますが、
やはり桜は見たい。
お伝えしたい。

ということで、一縷の望みをかけまして、5月上旬が見頃とされている「ウコンザクラ」のもとへ向かったのでした。

場所は上のマップにもあります通り、ミュージアム本館前。

遠目で見てみますとこのように、

緑色が目立ち、すでに花の季節は過ぎ去ったかのように見えますが、このウコンザクラそのものが
・花と同時に葉が出てくる
・花の色が淡く、緑がかっている
という特徴があるためでして、近くによってみるとこのように

薄緑と、
白と、
薄紅色の、
グラデーションを持つ可憐な花を目にすることができました。

ああ、今年も桜が見れてよかった。

ところでこのウコンザクラの「ウコン」。
漢字で書くと「鬱金」で、
肝臓に元気をくれるとか、
カレーの色のもととなるターメリックであるとか、
で有名です。
また、JIS慣用色名にも「ウコン色」があります。(#FABF14で、こんな色■)

そんなウコンと、このウコンザクラに関連性を見いだせずにいたのですが、今日ようやく真実にたどり着いた気がします。

ウコンザクラが、名前にウコンを冠する理由。
それは、ウコンの花に色合いが似ているから。

いやー、ウコンというとどうしてもあの色や、食用となる根っこの部分をイメージしてしまうんですが、植物ですから当たり前に花も咲かせるわけで、そっちからの命名とは。

気になった方は
ウコン 花
で画像検索してみてください。
ウコンザクラに似た(ウコンザクラがウコンに似ているわけなので、本来の意味的には逆になりますが)きれいな花ですよ。