前期の通常の開講期間が終わり、学生さんは実質夏休みに突入しておりますが、
集中講義など短期集中型の講義や実習が行われるのもこの夏休みです。
…というわけで。
今年も開講されております。
「農場特別実習」。
宿舎に一週間弱ほど泊まり込みで、
農場のさまざまな作目品目の管理や収穫作業、機械の操作など
通常の週2時間半ほどの実習ではおさめられないたくさんのことを
のびのびと学ぶことができるこの実習。
それと同時に、宿泊することによって
お友達との共同生活、
農場とれたて野菜・果物を贅沢に使ったおいしい食事やおやつ、
夜のちょっとしたレクリエーション(天体観測)などなど
非日常な体験も盛りだくさんでして。
毎年楽しみにしている学生さんも多いこの実習なのですが…
ご存知の通り、感染症の予防のため、去年から宿泊ではなく日帰り・通いでの一週間の実習となっております。
やっぱり学生さんからは「泊まりたかった」
という本音も聞こえましたが、
日帰りでもそれはそれで楽しみにしてくれていたみたいです。
秋や冬の野菜の準備もします。
真夏のマルチ張りはとにかく過酷。
(その分みんなでやってとにかく手早く終わらせる作戦です)
それにしても暑くて暑くて…
ここ、北東北のはずなんですけどね…。
1時間おきに日陰で休憩、
補給用の水分も1日2Lと多めに配り、
予冷庫の冷気を活用して涼んでもらっても、
それでもなお体力と気力をごっそり奪っていくこの暑さ。
聞けば、今日の国内での最高気温、39.7℃(山梨県)だそうです。
36℃で「体温じゃん!」なんて言ってましたが
もはやお風呂とか岩盤浴のレベルですよね…。
さすがに今日はちょっと危険すぎるということで、
午後からの日なたでの作業をすべて中止しまして、
明日の予定だった選別調整作業を前倒しにしました。
それにしても、深い青紫やらマットな黄色とピンクのグラデーションやら。
こんな暑い日は見ただけで目の保養になりますね…。
学生さんたちも暑い中、こまめに休んだり
無理をしないように気を付けながら、
日々実習に励んでおります。
読者の皆様も、きっと、お盆休み前にアレコレ済ませたいだとか
忙しいからどうしても休めないだとか、
大事な行事があるとか、
いろいろご都合もあることと存じます。
が、
どうか、無理せず休憩と水分補給をしながら
まずはご自身の体調を第一にして
(「元気があれば何でもできる」って、伝説級のプロレスラーも言ってましたし)
ほどほどに乗り切っていきましょう…!