うろ覚え…

先日、緑先輩が触れていた「カノッサの屈辱」…。大学のころ、西洋史の先生が教えてくれたなぁ……テレビ番組の方を。西洋史の先生が、ってのが個人的に面白いんですが…。

学生の頃は歴史上の出来事についてもうっすら覚えていた気がしますが、今は「カノッサの屈辱」と聞いてもテレビ番組の方しか思い浮かばない…。なんてこった…。ということで、カノッサの屈辱(歴史の方)をもう一度調べ直しています。

 

さて、その件とちょっと似たようなことが今日ありまして。今日はその話を。

皆さんは「さわら」と言った時に何を思い浮かべるでしょう?さわら、サワラ。さわら、サワラ…。

 

ちなみに僕は魚を思い浮かべました。魚へんに「春」と書くあの「鰆(さわら)」です。クイズ番組で魚へんの漢字の問題なんかね、時々見ますから、ふわっと覚えているんですけどね、あとはお寿司屋さんの湯のみとかで、見かけたり。さて、その「サワラ」なんですが、今日のお昼に同じ文字列を見かけまして。農学部附属植物園で。

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ほら、サワラ。一瞬、見間違いかなと思って、近づいてよく見てみてみたんですが、やっぱり「サワラ」。間違いない。いや、このプレート自体が間違ってるんじゃなかろうか、サワラって言ったら魚でしょ、と思ったりもしたんですが、よく考えてみると、わたくし、魚に詳しいわけでもないなと思い至り、あの魚、魚へんに春って書く、あの魚、「さわら」って名前だったと思うけど、それって自分の勘違いかもしれないな、とも思い直しまして、サワラっていうのは植物の名前であって、魚へんに春って書く魚は「サワラ」じゃなくて、別の名前なのかも…という具合に、植物園内で一人混乱しまして…。あれっ?あれれっ???って…。

そこで「ハッ」と思いまして、ポケットに手を入れましたらば、そこにあったのはスマートフォン。便利な世の中になったもので、すぐさま「サワラ」を調べました、「さわら 魚 木」で。

 

そしたら…まぁ…魚にも植物にも「サワラ」はあるのだ、ということがわかりました。いやぁ…本当に便利な世の中になったものです…。しかし、ですよ、今日のこの出来事で、自分の記憶がいかに曖昧なのかを痛感しましたよ…。「カノッサの屈辱」のような歴史的な出来事なら「しばらく世界史の勉強から遠ざかっていたから忘れていても仕方ないよなぁ」なんて思ってましたけどね、「さわら」みたいな日常的に使うものですら、このざまか、と。そして実は恥ずかしながら、「結構、記憶力はいい方かもなぁ」と自分のこと思っていたんですが、それも根拠が無くなりまして、ちょっと自分自身の長所短所を見直してみなければならぬ、と痛感した本日お昼の出来事でございました。

 

しかし、写真が少ないな……。あ、先日は三段の巨大スノーマン。ここ数日の気温の影響か

2段になっていました。

このまま1段になって…春になってしまえばいいのになぁ…。