師走よりも

昨日実施された、令和5年度岩手大学入学者一般選抜(後期日程)を持ちまして、当該年度の入学試験がすべて終了いたしました。
受験された皆様、対応された皆様、大変お疲れ様でした。

さて、この時期の懸案事項といえばお天気なのですが、幸いにも好天に恵まれまして、入室開始までまだ30分以上ある構内は、朝焼けに包まれながら、受験生の到着を待っていました。

そして13時過ぎには試験もつつがなく終了しまして、ホッとした表情の受験生たちが帰路についていました。

この入学試験。
一年を振り返ってみますと、10月の総合型選抜Ⅰ、Ⅱ(理工)に始まり、11月の学校推薦型選抜、12月の総合型選抜Ⅱ(農)があり、1月の大学入学共通テストを挟んでの2月末の一般選抜前期と私費外国人留学生選抜、そして昨日の後期日程と、半年弱にわたって実施されてきました。
これに学部編入(学部により、6月、10月)を加えると、ほぼ通年で何かしらの試験が行われ、次年度の入学者が確定していくことになります。

こうした試験の実施にあたっては、まず「募集要項」が公表されますが、今年度の学部編入ですとその日付が4月6日。
来年度も大きな変動がないと考えますと、もう一ヶ月も経たない内に、令和6年度の入試が始まることになります。
大学の担当部署としては、息をつく間もなく、といった感じでしょうし、受験生にとっても、進級したての4月に、翌年4月のことを考えなければならないという、なんとも目まぐるしい日々になろうかと思います。

目まぐるしいといえば、昨日受験された方々もかなりのものでして、試験の合否発表が来週月曜の3月20日。
無事合格された場合、入学手続きを3月26日までに済ませ、場合によってはアパートの手配や引っ越しがあり、4月7日の入学式ですからねぇ。

新しい年度を目前に、慌ただしさが加速していきます。