週のはじまりから、こんなお知らせというのは
とても心苦しいのですが…
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令和3年度の入学式、中止となりました。
去年の入学式の中止が決まった時からずっと、
「来年度にはきっと」
と希望を持ち続けてきたわけですが
残念ながら、今年も叶わなかったみたいです。
寂しいなぁ…。
そう、寂しいけれど、それでも
入学される皆さんやご家族ご友人の健康と安心には代えられませんよね。
何かが中止になったり、
無期限延期になったり、
オンラインに置き換わったり。
そのたびに、残念さや寂しさに飲み込まれないように
「みんなの健康と安心に代わるものはない」
このことを思い出すようにしています。
これから受験される皆さまにおかれましては、
きっとただでさえ不安でいっぱいなのに
その不安を乗り越えた先の楽しみがひとつ消えてしまって
残念な気持ち、お察しするに余りあるところです。
それでもどうか、大学生活って入学式ばかりではなくて
新しく開けた学びの機会や交友、課外活動、
ここには書ききれないくらいの楽しみで満ちた日々だということを忘れず
希望を持ちながら、引き続き試験に備えていただけたらなと、
いち構成員としてささやかながら願っております。
入学とセットでイメージされる花・桜ですが、
しっかり春のための芽を備え、いずれ咲くその日を待っています。
創立70周年記念樹として昨年植樹された本学の花である桐も
植樹当時枝葉もなくまっすぐ一本だったのが
この一年で確実に枝を伸ばし、背も少し高くなり頼もしくなりました。
（背が低く見えるのは足元がすっかり雪に埋まっちゃってるせいです）
今は葉をすべて落として見た目はちょっと心もとないですが、
じっと春を待っています。
立春を過ぎてから、心なしか晴れの日の陽射しが明るく感じ、
夕方の日の長さも延びているように気がします。
春が来て（暦上はもう来てるけど）、今以上に
新しい風がキャンパスに吹く日が待ち遠しい今日この頃です。