先週の金曜日、12月2日には、午後に中央広場で森の駅市場が開催されました。
この日、朝には若干積もりかけていた雪も
お昼には晴れ間が見えて青空市場日和に。
例年通り、並ぶ人の列は長く、
この中央掲示板の屋根の下に3~4回折り返すほどの長さの列。
この販売会、学生さんの実習も兼ねているので
緑色のスタッフジャンパーを着た学生さんたちが
店頭で迎えてくれたり後ろで品出しをしてくれたりしています。
農産物をただ育てて収穫するだけではなく、消費者のもとへ渡るその瞬間も
しっかり体験して見届ける大切な機会となっています。
コロナ禍前と大きく変わり、定番化したスタイルが
「一度に同時に買い物をする人数を決める」ことと、
「それが可能な広さの場所を会場にする」ということです。
おかげで、感染症予防対策はもちろんのこと、
人が一気に売り場押し寄せることでの危険もなくなり、
いろいろな意味で安心してお買い物ができるようになりました。
そしてこの森の駅市場、なんといっても…安い!!
わたしが今回購入させていただいたのが、この里芋(150円)。
大きいものと小粒のものとあって、わたしは小粒を選びましたが
小粒とはいうものの、ごろっと立派でとてもおいしそうなんです。
ちなみに大粒でも、150円です。
(市販のお野菜だと、大きさで規格が上がることもあるので
大粒でもお値段据え置きなのはとても良心的です)
最近寒い日が続くので、汁ものにして
連日の寒さで冷えがちな身体をポカポカさせたいと思います。
(ちなみに大根は立派なものがなんと1本50円…!)
あとはなんといっても、冬の販売会に欠かせないのが、りんごとお米です。
(どちらも岩手の両隣の県の特産物ではありますが、
岩手県のものも本学のものもおいしいんですよ)
まずは、完熟メロンにも負けない糖度と上品な艶消しのお肌が特徴、
岩手大学で生まれた品種、はるか。
これ、毎年出る時期が限られているし、
蜜入りや糖度が高いと認められたものは1個で500円以上の値で
贈答品として百貨店の店頭に並ぶこともあり
普段はなかなか気軽に買いにくい品種なんです。
それが、なんと3つで400円。
1人当たりの最大購入数が決められるほど、毎年人気の品です。
はるかの他にも「ふじ」をはじめとした晩生種のりんごが数種。
今年からは1品種1個ずつをあわせて1袋に詰めた「ミックス」が登場。
少しずつ違う品種を試せるの、嬉しいですよね。
お米は今年農場で収穫したばかりの、ひとめぼれの無洗米でした。
(すみません、滞在中あまりじっくり撮る余裕がなく、画像はありません)
これから(むしろ既にですが)寒さは厳しくなり、水も冷たい季節。
おっくうなお米洗いが少ない水でさっと済む無洗米は助かりますね。
他にもみそや雑穀などの加工品、お花など
この時期ならではのたくさんの品物が並ぶ売り場と
学生さんたちの明るくテキパキとした接客にも元気をもらい、
素敵な昼のお買い物タイムでした。