今日の夕方に廊下を歩いていたら、とある講義室がこんな状況になっているのが目に入りまして。
机と椅子がみっちり。
どうやら他の講義室から運び込まれたものが、山と積んであるようなんです。
はてさてと思い歩いていくと、やはりその先の講義室では、いつもは整然と並んでいる机や椅子がほとんど運び出され、ガラーンとしていました。
これがなんのためかと申しますと、明日明後日にかけて、
令和４年度 化学系学協会東北大会
が、岩手大学を会場に開催されるので、その準備のためでした。
そういえば、夏休みで先生方や学生さんたちの時間的制約が少なく、また講義室の空きが多いこの時期は、秋の学会シーズンでもありました。
近年は、学会研究会といえばオンライン、な感じだったので、こうした会場設営を目にする機会がなかったんですが、ようやく少しずつ元の形に戻りつつあるようです。
オンラインはオンラインで、「移動の時間や費用がかからない」という大きなメリットがありますが、やはり発表内容に関するディスカッションという面では、対面が数段優位だと感じています。
質疑応答の時間内に収まらなかったら、発表後に話をする、とかも簡単にできますし。
そうした貴重な機会が戻ってきましたので、発表される皆さんもこの機会を有効に活かして、研究に邁進されることを期待しております。