本学では、日々さまざまな分野での安全訓練を行っています。
機械を扱う分野もあれば、毒劇物を扱う分野もあり、
可燃物や危険物、薬品、高電圧、放射線、
はたまた重機に動物に遺伝子組み換え生物etc…
他にもいろいろな「取扱注意」が学内のいたるところに存在して、日々教育研究活動の中で扱われています。
もちろん、どれも適正に取り扱えば、危険は最小限におさえられます。
…が。
それでも「万が一」のことは常に想定しておく必要があります。
数ある「万が一」の中のほんの一つの例ではありますが、
「危険な液体(薬品、実験廃液など)を漏えいさせてしまった」
という場合の対処についての訓練が、先日行われておりました。
まずは
「負傷者がいるかどうか、いれば傷はどの程度か」
の確認やその場にいる人全員の安全確保を最優先に、
緊急を要する場合の通報先の確認にはじまり、
やってみないとわからない、実技での訓練。
手袋をはめて、専用の吸着シートを使っての練習です。
やること自体は何も難しくはないのですが、
みんなが見ている前でやる、となると
なぜか急に緊張するんですよね。
「万が一」は時間や相手や場所を選んではくれません。
だからこそ、こうして他のさまざまな分野もみんな、
日々訓練や確認をして「万が一」のために備えています。
…ところで。
「今日のタイトルはどういうこと?」
と思われた方もいらっしゃるかと思います。
どなたかは存じ上げませんが…持ち主の方も、きっと同じことを思っているはずです。
春まで…待っててね。