来年のお米、もう作りはじめてる!?

今日は、本学で取り組む新技術の講習会のお知らせです。

詳細は、こちらのリンクよりご覧ください。

第3回 水稲初冬直播きの生産者向け講習会@岩手大学

日時:2022年12月7日(水)13:30~15:30
場所:岩手大学農学部附属寒冷フィールドサイエンス教育研究センター 滝沢農場
対象:水稲の初冬直播きに関心を持つ方(どなたでも参加できます)
講習料:無料

参加を希望される方は、

新技術の講習会20221121.pdf

こちらの1枚目の必要事項に沿って、お申し込みください。

※締め切りを過ぎても、定員に達するまでは受け付けるそうです

…皆さんもご存知かと思いますが、
お米って、通常は

春の初めに育苗箱に種をまいて


ハウスの中である程度の大きさになるまで苗を育てて


(育てている間に耕起・畦塗り・水引き・代掻きなど水田を整えておく)

苗が育ったら順次育苗箱を運び出して水田に定植(田植え)


育苗箱を洗ったり、田植えの機械のお手入れetc.

…という作業を春の2~3か月くらいの間に一気に行うのですが…
(細かいことは他にもたくさんあります)

農業をなりわいとする方にとっても、お仕事と農業を両立する方にとっても
この春の2~3か月って本当に忙しいんですよね。

お米以外のほかの野菜や果物も多くは春に大事な作業があるし、
お仕事してる方にとっても、年度をまたぐ前後はなにかと慌ただしいし…。

そんな忙しい春の負担がいくつか減らせるかもしれない、新しい技術。
それが「水稲初冬直播き」なのだそうです。

文字通り、初冬、まだ雪が降る前に水稲の種を
「育苗箱」ではなく「田んぼ」に直接まくことで
育苗にかかる設備資材や時間・手間、
田植えと大量の苗箱を運び出す労力など
いろいろな負担がおさえられるなんて、うれしいですね。

ちなみに、先月半ばごろ行った種まき作業の様子は
Yahoo!ニュースでご覧いただけます。

“イネの初冬直まき” 実用化へ最終段階 岩手大学農学部などが研究<岩手県>

あらためまして、申し込み締め切りが12月2日(金)12:00(今日)となっておりますが、
この締め切りを過ぎてからでも定員に達するまでは
受けつけてくれるそうです。

人にやさしい、新しい技術を、
実際に間近でご覧になってみませんか?