初霜はとうに記録されているとはいえ、
朝この光景が広がっていると
「ついにきてしまった…」となるわけです。
雪ではない、けれど、地面が白い。
北東北の中では比較的雪が少ないけれど、冷え込みが厳しい盛岡では
雪がない・少ない時よくある風景ですが…
そういえば、霜ってどうして「降りる」んでしょう…?
雨や雪やあられやひょうは「降る」だけど、
霜や露は「降りる」んですよね。
霜のように出現する瞬間を目でとらえるのが難しいと「降りる」になるのかな…?
それとも上空の遥か高いところから落ちてくると「降る」で
比較的低いところ(地表付近)の空気由来だと「降りる」とか…?
そういえば雷は「落ちる」ですね。
音も光も衝撃もとても強くて瞬間的だと
「降る」や「降りる」ではなく「落ちる」になるのかな。
普段当たり前のように使っているけど、
改めて考えてみると言葉って奥が深いですね。
でも「霜が降りる」という言葉、
見えない何らかの存在によってもたらされたような
ちょっと神秘的な感覚があって、素敵だなと思います。
(霜の降りた朝って空気が澄んでるのでなおさらそう感じるのかも)