赤い月の次は紫のゲート

先日、正門のペンキ塗り替え作業の様子をお届けしました。

仕上げ塗りが終わったタイミングで今度は


花壇の花もリニューアルしました。

↓8月、オープンキャンパスの頃と比べれば一目瞭然ですね。

毎年ながら、この花たちはこれから、
まずは今月下旬の推薦入試を受験される皆さんをお出迎えし、
その後冬の間、雪の下に埋もれても最低気温が-10℃に達しても
枯れたり凍り付いたりすることなくひたすらじっと春を待ち続け、
雪がとけて春が訪れる頃、再び花を咲かせてくれます。

…と、よく見ると、左手前のほうになんだか見慣れないものが。

紫色の…板?が照明に取り付けられています。

これ、実は、明日から実施される「パープルライトアップ」の取り組みなんです。

「内閣府では、「女性に対する暴力をなくす運動」期間の初日(11月12日)に、 女性に対する暴力根絶のシンボルであるパープルリボンにちなんで、東京スカイツリーなどを紫色にライトアップする、パープル・ライトアップを実施しています。」
(内閣府 男女共同参画局HPより)

とのことです。

本学も11月11日(金)~11月15日(火)の5日間、この取り組みに参加します。

さらに
「パープル・ライトアップには、女性に対するあらゆる暴力の根絶を広く呼びかけるとともに、被害者に対して、「ひとりで悩まず、まずは相談をしてください。」というメッセージが込められています。」

「毎年、運動期間中(11月12日~11月25日)に、この趣旨にご賛同いただいた全国のタワーや商業施設、お城などでも、パープル・ライトアップを実施していただいています。より多くの方にこのメッセージを届けられるよう、全都道府県でできるだけ多くライトアップされることを目指しています。」

つまり、どうやらいろいろなところで紫色にライトアップされた景色が見られるようですね。

わたしもこの取り組みは今回初めて知ったところなのですが、
「なんだろう?」と思い、興味を持ったり調べたりするところから
取り組みや主旨も知られ、広がっていくものなのだと思います。

そして、このライトアップの主旨から、
皆様の身近なところでも紫色に光る風景が見られるかもしれません。

本学でライトアップされるのは、正門と事務局棟の一部とのことで、
夜、学内全体が紫色に染まるというわけではないのですが
少なくとも正門前を通行する方にはご覧になっていただけるかと思います。

そんなパープルライトアップですが、本学では明日の夕方

11月11日(金)16:30~

正門付近で点灯式を行うそうです。

だんだん寒さが増すにつれて空気は澄み、日は短くなり、
こういったライトアップやイルミネーションが映える季節。

普段あまり見ることのない紫色の明かりを見かけたら、
性暴力や性被害に悩む方のいない暮らしが実現するよう
自分のできることを考えるきっかけにしていただけたら嬉しく思います。

詳しくは、以下のリンクよりご覧ください。

■岩手大学HPより

■岩手大学 ダイバーシティ推進室HPより