今日から再開します!

大型連休が明けまして、お久しぶりの更新です。

久しぶりの「行動制限なしの大型連休」ということでしたが、
皆様はどんな過ごし方をされたでしょうか?

わたしは、連休中に3回目のワクチン接種があり
図らずも家でおとなしく過ごす時間が多くなりました。

そんな連休ですが、直前の盛岡市近辺、少々お天気の方が荒れまして…
(なんと4月末だというのに雪まで降ってきてました)

「総合フィールド科学実習」では、
本来なら入学したばかりの新1年生の皆さんに
播種・植え付けの実習をしていただくはずだった実習用の畑ですが、
急遽日程を変更して教職員+学生さんスタッフで何割かの作業をしました。

履修する皆さんの手で全部やっていただくことが本当は望ましいのですが、
作業時期の遅れ(特に植え付け)は後々に響いてくるので
やむを得ずの判断でした。

もちろん皆さんにこれからやっていただくこともたくさんあるので
ひとつ作業がなくなったからといって落ち込むことはありません。

一方、滝沢農場ではなんとか実習の時間帯に荒天が重ならず


「農場実習I」でスイートコーン(トウモロコシ)の播種を行いました。

長い長い畝に、手分けして種を植え付けていきます。

実は屋外実習・フィールドワークは
課題や本来の習得すべきことの他にも
コミュニケーションも大切な要素のひとつだったりします。

たとえばこのスイートコーンの播種も、どこからどこまで自分が種をまいたのか
近くで作業をしている人に的確かつ簡単に伝えておかないと、
種まきしようと土を掘ったら、既に誰かがまいた種が発掘される、なんてことも。

じゃあ、それをどうやってみんなに伝えようか、
簡単にできて誰にでもわかる伝え方って何だろう、
なんてことを考えるきっかけにもなったり。

もちろん、お互いの安全のために声を掛け合うこともありますね。

屋外という、三密の不安が少ない環境で
学科やコースのお友達と交流を深めながら学べる、という形の実習は
履修した学生さんたちからも「毎回楽しみだった」という
感想をいただいているそうです。

屋外の実習そのものはずっと前から本学で実施されてきていますが、
大学の学びもオンラインでできることが増えてきた今だからこそ、
学生さんにとってどんな風に感じられるか、
どんな意味や価値をもつのか、
この時代に沿って、少しずつ変わってきているのかもしれません…ね。


桜の時期は終わりましたが、果樹園では桃の花が青空に映えていました。