緊急事態をいち早く知るためのシステム

13日夜の地震、怖かったですねー。
土砂崩れがあったり水道管の破裂・停電の地域や東北新幹線の走行レールでも被害が確認されています。
みなさまの地域は大丈夫ですか?。

本学のある盛岡市では幅の広い横揺れが長く続いた印象でして、10年前の東日本大震災が脳裏をよぎるような、そんな揺れ方だったのですが、大きな被害もなく過ごせています。

その東日本大震災後、緊急情報・災害情報などをいち早く知り、少しでも早く心づもりをする・事態に備える・避難を開始するといった「命を守る行動」をとれる環境を提供できないか?と、岩手大学では、分子科学研究所や盛岡市と共同で、システムの開発を進めてきております。

その名は「広範囲災害警報報知システム」
そのシステムについては、これまで複数回、岩手大学のHPなどで紹介されてきていますが、明後日の2月17日、全国で一斉に送信される緊急情報試験放送に合わせ、システムの起動に関する実証実験が実施されることになりました。

ここでは今、そのための準備が行われているのですが、詳細はまた後日、改めて。
にしても、こうやって地道に確認をとって試験に臨むことは大切ですよね。

テレビの前にいるお二人。
周辺の接続をチェックしているように見えると思いますが、このシステムが実用化されると

何かの緊急情報や警報が出た時、その情報が周知されている番組に自動チューンさせることができるので、どういった危険が迫っているか一目で分かるそうです。

なので、例えば13日夜に起きた地震、緊急地震速報が発令され、該当地域の人たちの携帯がビービー鳴り響いたと思いますが、そういった時の情報も瞬間的にテレビでキャッチすることができるようです。素晴らしい!

震災から10年経つ今でも、まだ、強い余震が発生している状況です。
こういったシステムが普及し、一人でも多くの人々の役に立つことを願うばかり。

17日の実証実験の成果にも期待が高まります~!